まだまだ暑さは続くけど、フイ、と吹く風が秋を感じさせる今日この頃である。
実際、昼間は暑いけど、朝晩は涼しいもんな。
地上のあちらこちらでは虫の音が聴こえ、
そしてさかごろう家では、9月に入るとスズメバチちゃんたちがジワジワと活動を始めたようである。

だいたいスズメバチだって暑いのは苦手らしく、ほとんど姿を見かけることはなかったけど、今月に入るとブンブン飛び交うサマが見えてきた。
でね、スズメバチの巣の真下にエアコンの室外機があるんだけどさ、この室外機の隙間からツル状の雑草がからまりつくのよ。
そのまま放っておくと室外機の中にあるフィンにからまりそうになるので時々とってやるんだけど。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 今はさ、上にスズメバチちゃんたちが見張ってるじゃん?

こないだ、またツルがからまりそうになってたから、せっせと取っててさ。
ふと上を見上げたら、巣の入り口からスズメバチちゃんが2匹、
「やんのか? ゴルァ!(▼皿▼#)ブンブン」
みたいな顔してこちらをジッと見てたから、
「いえいえ、めっそうもございませんです、ハイ(・ω・#)」
と言いながら、早々に退散したよ。


スズメバチちゃんたら。すーぐ怒るんだから♪
(*σ´д)σンモォ   (▼m▼#)ブンブンブン ノノノノノノ


で、さかごろう家の周りでは、スズメバチや秋の虫に限らず、一年中、実にさまざまな虫たちが姿を見せてくれるのである。
その理由は、

★其の一
ここら辺は、むかし山、または小高い丘だった所で、そこに整備して作った居住地区。
で、面積は小さいが、杉や栗の木などの林がすぐ近くにある等、まだまだ緑はたくさん残っている。
実際、私がここに引っ越してきた5年前にはキジがいたのである。
鳴き声はしょっちゅう聴こえてたし、その姿もよく見かけてた。
今はもう鳴き声も聴こえないし、その姿を見かけることもなくなってしまったけど。
それ以外にも、街ではほとんど姿を見ることはない山鳥もいる。
残念ながら、私は鳥の名前はよく分からない。
蔦谷さんをウチに連れてきて、「あの鳥は、なんてーの?」とでも聞いてみればいいのだろうか?
そうかと言って別に山奥に暮らしているわけでもなく、5分も歩けば車がビュンビュン飛び交うバイパスが走っている。

★其の二
ろくに庭の手入れをしていないから、雑草が伸び放題伸びている。
いや、手入れはしているのよ。
でも、植物の生命力の方がはるかに強く。夏は殊更。
一週間前に草取りをしたはずなのに、もうこんなに伸びてる!
なんてことはしょっちゅう。
それに、二人とも仕事しているからなかなか時間がとれないし。



とまぁ、そんな理由で。
ぶっちゃけ言えば、「其の二」の理由の方が大きいかも( ̄- ̄)

こんなに草ぼうぼうだったらいろんな虫がいるだろうし、それを餌とする鳥などもやってくるだろうしな。
まさに、「野生の王国 ゚+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。+゚」 と、いった感じ・・・かな?(汗)

ともかく、車が走る音と、鳥たちのさえずる声と、いろんな虫たち、そして名前が分からない植物たちとのご対面を毎日繰り返す日々を過ごしているのである。


どんな虫がいるかというと・・・。
ワタクシ、鳥や植物だけじゃなく、虫の名前もよく分からないんだけどね。。。

まず今だったらアゲハ蝶は毎日のように飛んでくる。
朝、朝食を食べていると、必ず窓の外をアゲハ蝶がヒラサヒラサと横切っていくのが見える。
あと少し前だと、黒くて大きい蝶も飛んでた。黒アゲハというんだろうか?
それからとっても体の線が細いトンボもいるし、たまにだけどオニヤンマも見かける。
あと、多種多様の蛾でしょ? 地面にはダンゴムシ。
それに・・・・・・・・・あーー、名前が分からないんだなぁ、ワタシ。
とにかく他にもいっぱいちっちゃい虫がいるのよ。

「昆虫」ではないけど、いろんな種類のクモも見かけるし。

それらの生き物たちをじっと見てると飽きないね。面白いよ。


で、ウチにこういうマンガ本があるのを思い出した。

「虫けら様」 「こんちゅう稼業」
7290.jpg 7289.jpg 秋山亜由子 著/青林工藝舎

月刊「ガロ」に連載されていた作品で、虫の生活がリアルに表現されている。
時に、人間のような姿で。
時に、リアルな昆虫の姿のまま、着物を着せられた姿で(笑)

7297.jpg

これを読んでると、虫の世界というのはムダがないんだな、と思う。

卵をお腹にたくさん抱えた一匹のメス蟻が、一つの世界が出来上がっている他の蟻の巣へ行く。
その巣の女王蟻の部屋へ行く。
当然、ほかの働き蟻たちは攻撃をしかけようとするが、そのメス蟻が女王蟻を殺して卵を産み始めると、一変して働き蟻たちはそのメス蟻を女王蟻と認める。
そして、死んだ女王蟻の遺体は、そのまま巣の中の餌場へと運びこまれる。
(アメイロケアリ)

一匹の芋虫が緑の季節に土にもぐり、雪が降りしきる林の中で目を覚ます。
餌を食べるための口はなく、飛ぶための羽もない。
(フユシャク)

蜂の幼虫に寄生して、蜂と共に大きくなり、やがて同じく蜂の体内に寄生して育ったお嫁さん(雌)と交尾して、交尾した途端に二匹とも死んでしまう。
(ネジレバネ)

感情というものがない分、人間の感覚からするとなにかおぞましく、グロテスクな世界でもあるのだが。
そして、ただただ子孫を絶やさないためだけに生き繋いでいるかのような命。
人間だったら、そこに「儚い」という感情が芽生える。

7294.jpg   7293.jpg

その絵は、時に美しく、時にあっけらかんとしていて、暗くジメジメとした印象は受けない。

この本には虫の話だけでなく、他にネズミやウグイスや、なにやら妖怪じみた山の精みたいなものまで登場する。
読み切り短編集だから、好きなところから読める(笑)

なんとなく、絵のタッチが土屋蘭丸公平と似ているような気がする。
あの人も絵を描くんだよ。子供の頃から絵を描くのが好きなんだって。


なんてなことを書いてるうちに、気が付けば、もう夕方。
どこで鳴いているのか、スズムシの声が聴こえる。

7298.jpg
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2010.09.07 Top↑
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