60代ってのも 悪くないかもな

なんて・・・・・・
1メートルも離れていない、客席からほんの数センチ高いだけのステージ上で、
縦横無尽に動き回って思いのままにギターを弾いて唄っているCHABOさんを眺めながら、そんなことを思った。


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10月5日(金) 天気:晴れ、時々曇り
毎年恒例の、CHABOさんのBIRTHDAY LIVEが始まる。
いつもなら、東京でしか行われないこのLIVEが、今年は なーんと! ここ仙台でも演ってくれることになった。
(いや、一昨年は確か還暦のイベント毎として、全国津々浦々巡ってくれたんだったけども。)

とにかく、東京の三日間・・・の前に、仙台でも演ってくれることになったのよ。
もぉー嬉しいやら、ありがたいやら。。。

場所は→「retro Back Page」という、食事もできるBar・・・のような、とても洒落たお店。(ゴメン、私も実はよく分かっていない)
そうなのよ。
ライヴハウスではないのよ。

このお店、ちょうど10年前にも来たことがあってね。
その時はクラムボンのLIVEで。
お店の名前なんてすっかり忘れてたんだけど、店内に入った途端、思い出したのよね。

仙台駅中心部から少し歩いたところにある、初めて来た人にはちょっと分かりにくい場所にあるこのお店。
私も入口がどこかちょっと迷って。
でもすぐ見付けて、開場時間まで待っていた。

でさ、今回は整理番号が珍しく一番最初でね。
嬉しいんだけど、なんか申し訳ないような気持ちと(・・・なんで?)、ここでこんなふうに運を使ってしまっていいものだろうか? と、他人にとってはなんの意味もない心細さを抱えながら、列の一番最初で待っていた。

場所はビルの8Fにあるため、エレベーターで上に昇り、扉が開いた途端、もうそこはお店の中。
そそくさと一番前の席に、でもちょっとためらいながらも座る。

で、さっきもチラッと言ったけど、ステージと客席の差がほとんど無くてさ。
(わ、こーんな近くで見られるなんて・・・)
と、内心感激しながら待ってると、店員さんがツツッと寄ってきて、簡素なメニューを見せながら
「お飲み物は・・・」
と、聞いてきたので、ジントニックを注文。

いつもならトイレが忙しくなるからLIVE後にアルコールを飲むんだけど。
ま、聞かれたから(^^;

それに、シラフよりも少しほろ酔い状態になっていた方が緊張もほぐれるかと思って。


毎回じっくり聴いているはずのSEもその日はなんとなく聴き流し、ステージに既に置いてあった北海道の電気屋さんでCHABOさんのファンである方から貰った手作りのギターを(・・・あーもう、説明が長いワ!)見付けた。

前回のLIVEで見た時は何もなかったそのギターに、2枚のステッカーが貼られてあった。
そのうちの一枚はナラ ヨシトモさんのイラストだった(!?)

待つこと小一時間。

はじめにオープニングアクトとして、仙台出身でバンドをやっていて、ブルースが好きで、そしてCHABOさんのファンだという好きだという青年、石川・・・石川、なんて言ったっけ?

ごめんなさい、お名前を忘れてしもうた。

その青年がアコギで2曲演奏した後、
「それでは、俺もかなり楽しみにしてます。次はCHABOさんです!」
と、言ってステージを降りていった。


やがてスタッフさんたちのセッティングも終わり、照明が落とされCHABOさん登場の音楽が流れ始めた。

そして、お店の奥からCHABOさん登場。
最初は横顔のシルエットしか見えなかったその姿が、ステージに立つとCHABOさんの顔がくっきりと表れた。
明るいグレーに黒いリボンの帽子。茶色や黒っぽい柄の入ったシャツ。ダボッとしたパンツ・・・・・いや、ズボン。

相っ変わらず細(ほそ)いなァ~。
そして、ライトの加減でよくは見えなかったけど、前より白髪が増えたような気がする。

白髪が増えても他は何も変わっていないステージ上のギター小僧は、いつもの軽い挨拶で客席を沸かす。


一曲目弾き終わり、

  どーもー! 斉藤和義でーす!

客席 wwwwwww

  スイマセンッ! 奥田民生でーす!

客席 wwwwwwwwwwwww

そして、まだ客席が笑いさざめく中、

  仲井戸“CHABO”麗市でーす!

と、ようやく自己紹介をしてくれた(笑)

  今年は俺、いろんなイベントに出させてもらったんだけど・・・

と、話し始めたCHABOさん。

そうなのよ。ARABAKIに始まり、村上“ポンタ”秀一さん、吉田建さんとの3人でやった「3G」。
石橋凌さんとのセッション。
FUJI ROCK や RISING SUN etc....

ARABAKIに至っては、久しぶりの・・・何年ぶりなんだろ? LOSERの復活となったわけで。

...............そのどれも、私は見ていないんだけどさ(アゥ。。。)

そしてそして、新しいバンド「the day」の話もしてた。
ステージでは、
「達也(ドラムの中村達也 氏)が怖くて断れなくてさ。仕方なく・・・」
なんて言ってたけど、実際は達也さんからCHABOさんへのラブコールから始まったらしい。

もともとCHABOさんは、こういうイベント事が苦手な人だった。
楽屋に入ったら入りっぱなし。外に出て、他のバンドの人たちと交流したり・・・なんてことは苦手な人だった。
いや、今でもそれはあまり変わらないらしいけど。

ライジングサンでさ、「the day」で出演した時に
「達也が『CHABOさん、みんなジンギスカン食べてるから行きましょうよ』って誘ってくれたんだけど、オレそういうの苦手だからさ。『いや、いい。』つって断ったんだ。達也、なんで? って思っただろうな。
 本当はそういうのオレもやりたいんだよ。でもなんかできなくてさ(苦笑)」
そんなエピソードを話してくれてた。


ワタシ、このエピソードに、すごい共感 o(T^T)o
ま、こんなことに共感されても嬉しくはないでしょうが。


この日。

  10月5日はビートルズのデビュー日なんだって!
という話をして、ビートルズのカバーを一曲弾いてくれた。
CHABOさんの訳詞で、「All My Loving」

ブルース・スプリングスティーンのカバーで「Hungry Heart」
とても気持ちよさそうにギターを鳴らし、唄う。
その歌詞は、
“誰もが満たされない心を抱えてる”
っていう、決して気持ちよさげではない内容なのに。


“日本で生まれた、リズム&ブルースのミディアムテンポの最高傑作”
「君が僕を知ってる」
いつもの如く、マイクから離れて、客席に歌わせる。

あぁ、そうだ。この曲の時だ。
いつも負い目を感じてしまうのは。私はもともとRCのファンではない、という負い目。
もちろんこの曲は知ってるし好きな曲なんだけど、ソラで唄うにはかなり怪しいのよね。

その度に、なんでか、なんとなく申し訳ないような気持ちになってさ。

何も負い目を感じる必要は何一つないのに。


The BANDのカバーで「The Moon Struck One」
君のあの娘と 僕のあの娘と
僕等のことを歌った歌。


古井戸時代の曲。
「いつか笑える日」

ジェリー・ガルシアのことを想って作った曲。
「ガルシアの風」



一番印象的だったのは

  地球上で、幸せな人と、不幸せな人と、
    どちらが多いんだろう? って、考えることがあるんだけどね。

と、手元の譜面台をパラパラとめくりながら、何気なくといったふうにCHABOさんが言った言葉。


そして、確か最期は、
  日本の有名なROCK' N ROLL!
    ワン! ツー! ワンツーさんし!
で、始まった
「上を向いて歩こう」



お店の都合なのかどうか、いつもは3時間とか、3時間半とか。
長いLIVEが定番なのに、この日は残業であるアンコールを含んでも、約2時間弱で終了。

あっという間に終わってしまった。

全体的にとても楽しく、温かなLIVEだったのに、なにか、どこか重い課題を出されたような気がしたのは何故だろう?


あー・・・・
また・・・また、CHABOさんに会えるかな?
次はいつ会えるかな?
あと何回会えるかな?
またいつあのギターをつま弾く指を見つめることができるかな?

この日は、家に帰ってからもムショーにBLUESが聴きたくて堪らない夜でした。




上を向いってー あるこぉぉぉぉ
涙が! こぼれぇなーいよーおおにぃ
思い出す はーるの日
ひとーりぼっちの 夜 夜! 夜!


上を向いってー あるこぉぉぉぉ
にじんだ 星をー数えぇぇぇてぇ
思い出す 夏のぉ 日ー
ひとーりぼっちの 夜

幸せわぁ 雲のー上に
幸せわぁ 空のーうーえーにー!

上を向いってー あるこぉぉぉぉ
涙が! こぼれぇなーいよーおおにぃ
泣きなーがら あーるくぅーぅー
ひとーりぼっちの 夜

思いー出ーす あーきの日
ひとーりぼっちの 夜

悲しみはー 星のかーげにぃ
悲しみはー 月のかぁげぇにぃ

上を向いってー あるこぉぉぉぉ
涙が! こぼれぇなーいよーおおにぃ
泣きなーがら あーるくぅーぅー
ひとーりぼっちの 夜

ひとーりぼっちの夜
 ひとーりぼっちの 夜!


(注:これを↑口ずさむときは、どうぞRC風に口ずさんで下さい。お願いします。)



CHABOさん
この「上を向いて歩こう」を『日本の有名なROCK' N ROLL!』と紹介してくれたけど、これは、CHABOさんの好きなBLUESでもあり、キヨシちゃんの好きなSOULでもありますよね。

ね。
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2012.10.06 Top↑
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