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ただいま。

日曜の朝に出掛け、月曜日の朝に帰って参りました。
今回の東京行きはあまり時間も取れなかったため、東京のどこかへ散策することはせず、あくまで野音のみに行ってまいりました。

そこでですね。。。。。
また今回の旅も野音以外のことなどもあれこれ詳しく書きたいところなのですが・・・。

まだ先月の散策記の方も終わってないのに、またこっちに手をつけ始めると自分の中でてんやわんやになってしまうので。
一番伝えたい、書いておきたい、記録として残しておきたい、LIVEのことだけに集中して、お話しを進めていきたいと思っております。


10月14日(日) 曇り時々雨

16:30開場 17:00開演
という・・・・日曜の夜ということもあってかLIVEとしては早めの時間に設定されていた。
16時半、少し過ぎ頃会場入りをする。
私の席はC列。

前述の通り、私はチケットを譲って頂いたから見に来れたわけなんだけど、ほんの一週間前までは来れるとは思ってなくてさ。
なので、いつもなら、

どうせ見るのなら、なるべく前! 前! 前!
なるたけステージに近いところっ!((((°人°;))))

と、傍から見たら「なんだコイツは...」と引かれるくらい前の方で見たがるんだけど、今回ばかりはそうではなかった。
この野音に来ることができたというだけで、気持ちはもう充分だったので。
だから立ち見でもいいと思ってたし、実際チケットを手渡されるまで立ち見席だと思ってたのよね。

そしたらそうじゃなかったから。
C列の中でも結構前の方だったから。
嬉しいと同時に申し訳ないような気持ちになってさ。

チケットを譲って頂いた方。
そしてそのチケットを手にして私を野音に呼んでくれたエレ仲間さん。
本当に、本当に感謝の一言です。


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今回さ、宮本さんの言う、「少しだけ唄う」って、一体どういう形で行われるのかさっぱり予測がつかなかったのよ。
宮本さんが一人だけステージに立つのか。
ほんの2、3曲唄って終わるのか。
エレファントカシマシとして、バンド形態での演奏はやっぱり無いのか?

など、など、など。


そういった考えがあまたの中をグルグル回っている矢先の会場入りの2、3時間前のこと。
何気なく聴こえたドラムの音。

!!( ̄- ̄*)

ドラムの音が聴こえる。
あれは間違いなくナマのドラムの音。

ってことは・・・・。



して、実際に会場入り。
ステージを見てみると、ドラムセット、ギター、ベース、アンプ、それぞれの位置に置いてあるスタンドマイク。

あ、バンド演奏もするんだ!∑(=゚ω゚=;)

期待が高まる。


まだ日が明るいうちは空席が目立っていた会場も日の入りと共にだんだん埋まっていき、気付けば全席埋まっていた。
時間は17時頃。

エレカシのLIVEって、いつも10分押しぐらいに始まるので(じゃ、あと10分後ぐらいかな?)なんて思っていたら突如ステージが明るくなり、宮本さんが一人で登場。
その表情までは見えなくて分からなかったけど、いつもの足取り。
ステージの真ん中に用意された椅子に座り、アコースティックギターを手にし、1曲目が始まった。

注* いつもならEKDBさんのサイトにアップされてるセットリストを参考にさせて頂いてるのですが、今回はオフィシャルの方でアップされていたのでそちらを参考にさせて頂きました。


1 「夢のちまた」


  世を上げて 春の景色をかたるとき
 暗き自部屋の机上にて


アコギを弾きながら唄う。
声は出てはいるけど、どこかそろりそろりと様子を見ながら・・・と、言った感じで。
いつもなら高音で叫ぶように唄うところを裏声で唄っていた。

うん、きれいな声だな。でも・・・

あー、やっぱりこれしか出ないのかなぁ、出すのが怖いのかなぁ、どうなのかなぁ。
こういう静か目な曲を選んだのも関係あんのか? それは関係ないか。

心配なあまり、余計なことをグルグル考えてしまう。


「序曲」夢のちまた
部屋の中、淡々と過ぎゆく一日の風景を眺めながら、己の心情を唄った曲。
そして、この曲の中の季節は、春。

宮本さんの声と耳を気にかけつつ、頭のどこかで
「10月にこれかぁ。。。。。。いや、いいんだけどさ。」

と、心の内でツッコミを入れておいた。

ここで、「9月1日に耳に違和感を感じて・・・」と、これまでの状況をいつもの宮本節で説明してくれた。
「びっくりさせちゃって、心配かけちゃって、ごめんなさい。」と。

いやいやいや、いいんですよ、そんなこと。
でも思ってたより元気そうで良かった。



2 「悲しみの果て」

ああいうことがあったから、これを選曲したのか?

などと穿(うが)った考えを頭から払拭した。
いや、選曲した理由はもっと別なところなんだよ、きっと。

先程一曲唄いきって安心したのか、2曲目はいつもの声の調子が出てきた様子。

こちら側としては、
(あ、いいのかな? いいのかな? 大丈夫かな?(゜▽゜;) でも、このままイケそうかも。)
などと、まるで我が子をハラハラと見守るような気持ちでいた。


唄い終わった後、またこれまでの状況説明を始める。

「いやあの、最初耳に水が入っちゃったかと思って。枕に耳をごしごし押しつけちゃったりしてたんですよねー。」

耳をごしごし.........(-"-;)
あーあーあー(-"-;)
その時はまだ難聴とは知らなかったとはいえ、そんなことしちゃ・・・。

というか、枕に耳をごしごし押しつけている様子がすぐさま想像できて可笑しい。

可笑しすぎるぞ 宮本!



3 「約束」

徐々に、徐々にいつもの調子が出てきている。
でも高音のところはいつもの絞り出す感じではなく、無理のないような裏声で唄ってた。

絞り出すように唄うのも悪くはないけど、これはこれできれいでいいんじゃないか?
なんて思った。

……………と、曲が終わった途端、またさっきの話の続きを始める。

ついさっきまで唄っていたはずなのに、まるで唄なんて唄ってなかったように突然。

思わず失笑。
ま、らしくていいんだけどな(´▽`)

~ 中略 ~ それで、最初に見てもらった先生が女の先生でですね、見てもらったら「突発性難聴ですね(←多少高めの声で。たぶん女の先生の真似してた?)」って言われて。 ~ 中略 ~ 一旦良くなったんですよ。だけど次の日また更に聞こえなくなっちゃって。 ~ 中略 ~ それで4日の日。9月4日があの、新しいシングルのジャケット撮影の日(・・・このジャケット撮影のことを、業界用語かなんか分かんないけども、短い言葉でなんとかって言ってたっけ........)だったんですけども ~ 中略 ~


どの曲の合間にどんな話をしていたか、こまかいところは忘れてしまったけどさ。
こんな感じでずっと喋ってた。



4 「リッスントゥザミュージック」

『ここで、友達を二人・・・』
と言って、蔦谷さんとヒラマさんが登場。

お? 先にこのお二人だけなのね?

と、思いつつ。

今まで宮本さんのアコギ一本だけの音色に、更に蔦谷さんのキーボードとヒラマさんのギターで彩色が付く。

間奏の口笛もいつもどおり。
気が付けば、この曲でワタシ、一緒に唄ってた。
もう、(大丈夫かな?.....)なんて心配などしていなかった。


で・・・・先生に手術と言われてですね・・・・

と、曲が終わるとまた突如話のつづきが(苦笑)


その、これまでの状況を説明しなきゃ・・・との思いから話してくれるんだろうけど、如何せん、宮本さんて喋り出すと話が長いからさ(笑)

で、自分でもあんまり話が長いことにヤバイと思うのか、気を取り直すようにまた曲に入るし。

本当は唄いたいんだよね。
だって唄ってる時の宮本さん、ものすごく活き活きしてるもん。


と、蔦谷さんとヒラマさんは曲が終わるとステージを下がり・・・・・



5 「月の夜」

この日の月齢は、新月の前の日。
しかも曇りがちな空だったから月は見えず。

気が付けば、この曲の時も一緒に唄ってたな、私。

スッと曲に入っていけてたんだな、気持ちよく。


宮本さんの話のつづき。
手術した後10日ほど入院したと言っていた。

あ! 入院してたのか....

と、ちょっとビックリ。

入院前は、看護師さんとか女の人だからドキドキしたらどうしようとかそんなこと思ってたんですけど(←っていうか、アナタ女の人を意識しすぎ) いざ入院したらそんなことなくてですね、病院の壁を見ながら己の人生のことを考えたりして・・・・云々。
それで、手術した後、腰とかが痛くなってですね、先生にそのことを言ったら
「ありえない!」
と言われました。


あのー・・・(笑)
宮本さんは、普段健康そのものの人だからさ、いざ今回のように身体に支障が出たりすると、自分がものすごい重病になったような気がしたんじゃないかな?
だから「手術した後、腰が痛くなって」とかいうのもすごく心配になったんだろうね。

その心配になる気持ちはとてもよく分かるけどさ。

あんた、ホントに面白い人だよ。



6 「うつら うつら」
7 「見果てぬ夢」


気のせいなのかどうなのか、あまり激しくない、静かめの曲を選曲しているような気がする、やはり。

まぁでもそんなことはいっか。
『浮世の夢』からの選曲が何気に多い。

それにしても、ずっと宮本さん一人のステージというのも見慣れないから、なーんか変な感じ( ̄ω ̄*)

「フォークコンサートみたいだよね」

って、宮本さんも言ってたけど、ホント そんな感じだワww
やけにステージが広く見える。



8 「涙を流す男」

と、ここで聴いたことのない曲が。
でも歌詞を聴いてると明らかにこれはニューシングルの。

「ズレてる方がいい」もそうだけど、この「涙を流す男」もメロディというかリズムというか、男臭くていいねぇ。
バンドの音として聴くのが楽しみだ。



9 「花男」

 ニタリ ニタリと策士ども
 転ばぬ先の杖のよう
 わけのわからぬ優しさと
 生きる屍こんにちは


おぉーーーー! アコギで花男すかぁぁぁ!!!
これは貴重だ。
宮本さんもLIVEの中盤のこの時ぐらいになるともうノリノリで、頭を振り振り唄ったりして。

え?
頭を振り振り?( ̄- ̄;)

いやいやいや、耳! 耳!(~д~;)

まだ完治してないのにそんなに振っちゃぁ。。。。。


10 「俺たちの明日」

この曲の辺りで、
(そういえば、メンバーはいつ出てくるんだろ? バンドとしての演奏はするのかな?(汗))
と、内心ちとヤキモキ。



11 「笑顔の未来へ」

ここで、再び蔦谷さんとヒラマさんが登場。
私の席から、蔦谷さんがキーボードを弾いている手付きがよく見えた。
もちろん曲も唄も聴いてたけど、なんとなく蔦谷さんの手元をボーッと眺めてた。

普段、なかなか見られないしねぇ(^^;)>



12 「ズレてる方がいい」

 じゃ、ここで、昔からの友達を・・・


キャーッ!O(≧∇≦)O

キタキタキタ!

ここで、トミ、石くん、成ちゃん登場。

成ちゃん、最近よく見る黒シャツ黒パンの格好でますますスリムに見える。
トミ、赤っぽいシャツ来てた。
石くん・・・・・・・・髪、伸びたなぁ。

宮本さん、座ったままの状態で唄ってた。(確か、そうだったと思う・・・)

イントロもかっこいい。メロディもいい。歌詞も心をくすぐられる。

うん( ̄- ̄)・・・・・・・いいな。
改めて聴くと、この曲いいな。
演奏してるメンバーの姿がやけにかっこよく見える。

いいな、いいな、いいな。
バンドっていいな。エレカシの音っていいな。

あーー なんかこのエレファントカシマシSの、ステージ上の人たちのあの一体感。

宮本さんの身体のことを気遣ってか、他の三人、そしてサポートのお二人もどこかパフォーマンスが控えめ。
それに連動して音も心なしか・・・・ってな感じではあったけども、それでも、それでも。

眩しい黄金色のライトを浴びて演奏している姿を見て

「あー エレカシだなぁ(´▽`#)」

なんて思ってた。

曲が終わり、宮本さんが

「まだ爆音が怖いから(苦笑)。でも、また必ず戻ってきます!」

と、言い残し、メンバー共々ステージを引けていった。


その後、アンコールの拍手が続く。


アンコール.............やるのかな?


ステージ上は、メンバーが引けて言った状態そのまんま。
アンコールの拍手は続いたまんま。

ステージ端っこの方で、スタッフの方が出入りしているのが見えた。

ど・・・どうなるんだろ?

見ていると、スタッフの方たち数人がステージに出てきて後片付けを始めた。
と、同時に「終了です」と言ったようなアナウンスが流れ始めた。

客席、すぐに帰る人はなく、
かと言って、「えー!」などと文句を言う人もなく、
全員大拍手!

もちろんそれは、このLIVEを催してくれたメンバー、スタッフの方々全員への「ありがとう!」の拍手だった。


時間にしたら、たったの1時間足らずだったけど。
こんな気持ちのいい終わり方をするLIVEはそんなにない。

満足。
ありがとう。ありがとう。
今日、ここに来てよかったよ。





LIVEが終わって、会場の外に出ると、ものすごい人。
会場に入れなかった人たちが何人か外聴きしてるのは知ってるけど、こぉーんなにたくさんの人が会場の外で聴いてたのかと思うとさ、やっぱり今年の野音は特別だったのかな? なんて、今更ながら思った。


そういえば、曲の合間にこんなことも話してた。
「今年の4月から走り始めて、7月頃からタバコもやめて。(ここで客席からどよめきが起こる)。「浮雲男」唄ってんのにタバコをやめるってのも可笑しいんだけど。あの、やっぱり46ぐらいになるとですね、体力が衰えてきちゃうんですよね。走り始めたりタバコをやめたりしたのも、何もこの難聴のことを予め分かってってわけでもないんですけど・・・。」

あー、タバコやめたのか。あのヘビースモーカーな人が。
よくまぁ、やめることができたよなぁ。エライよ。いや、ホントにさ。

「タバコをやめてから声の調子が良くて・・・」

とも言ってた。
そりゃぁそうだろうな。


あとさ、手術をする時に先生から「口から管を通しますんで、声が出にくくなるかもしれません」と言われたけど、迷わず(・・・いや、実は迷ったのか?)声よりも命の方を優先した・・・という話もしてた。

フツーに考えたらそりゃ命の方を優先するだろうな。
でもさすがに、「声が出にくくなるかも・・・」という話を聞いた時は私も一瞬ドキッ!としたけど。

でもさ、お医者さんて、最初に最悪の事態になった時の事を想定して言うものらしいからさ。
ウチのオヤジが入院した時もそうだったし。
オヤジが入院した時、最初に先生から説明されたのは一番最悪の事態になった時の話だった。
でも実際、その後の経過はそんなに悪くもなかったしさ。
同じように、本人が入院したり、または家族が入院したり・・・っていう人の話を聞いてみてもやっぱりそうだったと言ってたからさ。

だから宮本さんに対しても、最悪のケースになった場合のことを話しただけなんだろうな。
声が出にくくなるかも・・・なんてさ。
だって歌手なんだからさ。


いやでもとにかく、思った以上に宮本さんが元気そうで良かった。
これで心おきなくエレカシの再始動を待つことができる。


しかし・・・・
今年の野音はやっぱり特別?
払い戻しを受け付けていたっていうから、今回は無料でステージを見せてくれたってことだよね。
私は払い戻しはしなかったよ。だってもったいないもん。
もったいないし、ステージ観ながら「これはお金払ったってちっとも惜しくない。むしろ払うのが当然だよ」なんて思ってた。

フッ..............
こーんなきれいごとともとれるようなことを、本気で思わせてくれるんだよなぁ。


エレファントカシマシ どうもありがとう。

で、宮本さん。
まずはゆっくり養生して下さい。
またLIVEでお目にかかるのを楽しみに待っています。
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2012.10.16 Top↑
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