音楽雑誌「Rolling Stone」の12月号の宮本さんの記事は、本屋で一度立ち読みしたきり。
それ以降は読んでなくてね。
退院後の話や、古書の話や、今現在の気持ちなどを話していたことは、一度ざっと読んで分かってはいたけども、印象に残っていつまでも頭に残っていたのは、

『今は元気に生きてるわけだから、死に様はどうでもいい』

という言葉でさ。

その言葉はページの合間にも大きな文字で書かれていたから、ただそれを見て印象に残ってただけかもしれないんだけど。

でも、なんとなくこれが頭にずっと残ってて。

なんでかって言うと
「宮本さん、そりゃねぇだろうよ。なぁ!」
っていう・・・ちょっと責めるような気持ちがあったから。


これまで、
『死に様とは、どう生きるか? ということ』
っていうさ。
そういうことを宮本さんは今まで言ってきて。
最初は私も意味がよく分からなかったけど、ここ何年かでようやくその意味が分かってきて、そのうち自分の身体の一部にもなってこれまで過ごしてきたのに、今更「死に様はどうでもいい」なんて、そりゃないでしょ。。。

って、思ったから。


だからその言葉の真実を確認するべく、今日、もう一度記事をよく読み返してみた。
もしかしたら、私が捉えていたのとまた違う意味なのかもしれないから。
なにしろ、仕事帰りの疲れた頭と体のまま本屋に寄って、ザワザワとうるさい雑誌コーナーの一角で一度立ち読みしただけだったから。
大事なところを読み落としていた可能性が大いにあるだろうから。


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・・・・・・・・・・で、一度じっくり読み、そのあと部分的にもう一度あちこち読み返してみた。


えーとね、一つ分かったことは。
エレカシとかロック歌手とか。
そういう肩書きのとれた、46歳男性の生身の姿が垣間見れたということ。
退院後、また、入院中に外出許可をとって歩いた宮本さんの目に映った街の姿は、そのまま私が見ている街の風景だったということ。
ステージの上からじゃなくて、同じ世界の同じ視線で。

あー・・・・・・・・・やっと、この景色に気付いてくれたのかな。

なんて思った。

さっきまでの「そりゃねぇだろ!」・・・な、気持ちは、水を浴びせられた炎のようにシュッとどこかへ消えていってさ。


あのー、それでね。
宮本さんが、
“今までムリをして頑張ってきたけども、これから自分のペースで。疲れたらちゃんと休んで”

って話していてさ。
で、記事を読んでいて、それが宮本さんにとって、すごく精神的に心地いいもののような気がしてね。

っていうのは、いま私も同じ気持ちなので。

ちょっとね、プライベートで小さなアクシデントがあって。
そのことで、このBLOGとは別にやっていた、とある携帯日記に自分でもワケの分からんことを何度が口走っていたらそのままパンクしてしまってね。
私はすぐに人の影響を受けやすいから。

しばらくそっちの方を休むことにしたのね。
と同時に、それまで見ていたいくつかのサイトを、それからずーっと見てなくてね。
(とは言っても、RO69とEKDBさんと、下のリンクに貼ってあるほとんどのサイトは見てはいるけど。)

なんか、見てないってことに対してそのサイトの管理者さんたちには申し訳ないんだけど。それとは反対に今すごく居心地が良くて。
いつの間にか失っていた自分の時間や自分の考えが、ゆっくりゆっくりだけどまた生まれてきたような気がしてね。

仕事は相変わらず忙しくて残業の毎日だし、さっき言ったプライベートでのアクシデントってものも、まだ何も解決はしていないんだけど。


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とまぁ、自分がそういう状態なので、この「Rolling Stone」の記事を読んで、なんだかね、共感した部分が多くて(苦笑)


「一日も早くLIVEが観たい。元気な姿を早く観たい。」

という声も世間にはあるだろうけど。

私もそうだけどさ。
一日も早く元気にはなってほしいけどさ。
あんまり「早く!早く!」って、急かすような気持ちにもなれず。

どうせなら、耳や体のことだけじゃなく、精神的にも思う存分充電してから活動してほしいなと思う。
周りがどう言おうと・・・とは言っても、そりゃぁ仕事柄、周りの言葉も気にはするし、耳を傾けるだろうけども。

なんつーのかな。。。。。。。

宮本さんの、エレカシの、その時の一番「これがいい」と思うスタイルでやっていってほしいなと思うんだよねぇ。
で、たぶんそんな姿が、エレカシを見ていて一番嬉しいと感じるだろうからさ。自分が。


そのためには何年かかってもいいから。

でもその点は宮本さん自身よく分かってるだろうから大丈夫だと思うけどね。
「自分と身体は大事にしたほうがいい。」
って、記事の中でも話してるし。

そういえば、「クレッシェンド・デミネンド ‐陽気なる逃亡者たる君へ‐」の中の、“疲れた時には孤独になれ”の言葉。

これも一番最初にこの曲を聴いた時は、さっぱり意味が分からなかったけど。
いまほどこの言葉が身に染みることはないよ。


エレファントカシマシ/「クレッシェンド・デミネンド ‐陽気なる逃亡者たる君へ‐」
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2012.12.07 Top↑
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