makie hinomaru nega

『SHORT PEACE』を観てきました。
大友克洋監督プロジェクトの短編アニメ4作品とオープニング作品からなるオムニバス映画、だそうで。
2カ月ほど前に、You Tubeでこれの予告MOVIEを観てね。
それが面白そうだったんで、んじゃぁ観てみようとずっと思ってて。

この映画のテーマは「日本」・・・・・なんだと思う。

物語の舞台は全て日本だし、上にアップした3枚の写真のうち、真ん中のあの絵はたぶん日の丸の赤を象徴しているんだと思われる。
(後でパンフレットを読んでみたら、やぱ、『テーマは「日本」です』 と、書いてあった)

物語の時代背景は、その短編ごとに17、18世紀の日本から近未来のものまで。
もちろん、時代が違うからその風景や登場人物の衣服などは違うんだけど。
ただ、どの作品にも描かれている富士山だけが、この作品群の繋がりを感じさせられる。

で・・それでね、この映画はほぼ3DCG(一部手書きもあるものの...)で作られたアニメーションなんだと。

とは言え・・・・・
そういう技術的なことはさっぱり分からんのよ(^^;

ただ、言えるのは、

画(絵)がとにかくきれい
画の質がきれい
着物の色や、江戸の町が大火に見舞われた際の炎の赤と真っ暗な夜空のコントラスト
「GAMBO]の中の、彼岸花の少しだけ黒身を帯びた赤い色
「九十九」の中の、雨上がりの風景の清々しさ
「武器よさらば」の中の、近未来の人工物・・・メカニックの描写とスピード感

それに加えて「オープニングアニメーション」は女の子がうさぎに誘われて異空間へ飛び込むサマはまるで「不思議の国のアリス」だし。
「火要鎮」の、お若が火の見櫓を昇っていく場面は、もろに「八百屋お七」を連想させる。
ラストシーンで火がついた振袖が夜空に舞いあがる場面は、「振袖火事」を連想させる。
これは、別名「振袖火事」とも言われる「明暦の大火」そのものだ。
(因みに、これらのことも後からパンフレット読んでみたら、やぱ、「不思議の国のアリス」のオマージュであり、「明暦の大火」がモチーフだと書いてありました。)



映画自体は68分と短く、更にその中で「オープニングアニメーション」を含めると5作品となるので一つひとつの上映時間はとても短いのだけれど。

でも、映画館のフルスクリーンで観てみる価値は十二分にあると思います。



あ、そうそう。
さっき “どの作品にも富士山が描かれていて・・・”と言ったけど、そう言えば唯一「武器よさらば」の中に登場した富士山だけはちょっと違ってた。

富士の山頂から煙がモクモクモクモク。。。。。。。。。。。

そ。
つまり富士山が噴火してるんですね。

映画の中で、近未来はこんなふうに描かれていたけど。
実際日本の未来ってどうなるんだろうねぇ?

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『SHORT PEACE』
 オープニングアニメーション
 九十九
 火要鎮
 GAMBO
 武器よさらば


・・・・・からなるオムニバス形式の映画です。
「SHORT PEACE」のサイトは→コチラ

「SHORT PEACE」予告編
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2013.07.28 Top↑
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