message

『爽風行く孟秋の候 東京散策記』・・・の、途中ではございますが。

空には清雲流れ行き、地上では「らーくてぇぇぇん! いーぐるぅぅぅぅす!」の歌が商店街に響き渡っていたここ仙台で、昨日、CHABOさんのLIVEがありました。

昨日は休みをとり、夕方から始まるLIVEに向けて、少しの興奮と不安を何故かジミヘンを聴いて紛わせつつ、日中は家事に勤(いそ)しんどりました。



「MY LIFE IS MY MESSAGE. TOUR2013」
山口洋(HEATWAVE)×仲井戸“CHABO”麗市
9月27日(金) 会場:仙台Rensa
福島県相馬市、南相馬氏を応援してきたプロジュクト「MY LIFE IS MY MESSAGE.」は、プロジェクトを率いてきたロックミュージシャン山口洋さん(HEATWAVE)と仲井戸“CHABO”麗市さんのコンサートツアーを9月7日京都・磔磔を皮切りに、28日の相馬・菊地蔵まで全国6カ所8公演開催します。
 ※『そうまかえる新聞(号外)』より抜粋

簡単に言ってしまえば、福島第1原発にほど近い相馬市と南相馬市は東日本大震災の影響で被害を被り、そしてこの相馬市に昔からの友人がいる山口さんがその惨状をテレビやネットで見て、いち早く相馬にかけつけ・・・。
ということからこのプロジェクトが始まったということで。

私もこれを知ったのはつい昨日です。
会場に入る時に渡された「そうまかえる新聞」というものにその内容が書いてありまして。

んで、そこになんでCHABOさんが加わることになったのかと言うとね、今年のARABAKIで、初めてCHABOさんと山口さんが同じステージに立つことになって、それを機に「MY LIFE IS MY MESSAGE. TOUR2013」と題したツアーを一緒に敢行することに相成ったと。。。

ま、そういうことらしいすワ♪( ̄ー ̄)ノ

テーマとしてはちょっと重たいかもしれないんだけどね、でも山口さんもCHABOさんもステージ上で言ってたんだけどさ、「言葉でどうこう言うよりも、まず音楽を楽しんでほしいから・・・」って言ってた。

そだね。
私もLIVE会場に足を運ぶまで、今回のツアーにそういうテーマがあったということはちーとも知らなかったし、ただただLIVEを楽しみにしてきただけだから。



整理番号が比較的前の方だった私は、今回も一番前の席に陣取った。
たぶん位置的に、私の席から山口さんまでの立ち位置まで約2メートル。
そして、CHABOさんまでの立ち位置まで約3メートル。

おぉ~! 今回もギターを弾く姿、その指先と、じーっくり見ることができるゾ!( ̄▽ ̄*)
と、内心ウホウホしながらオープニングを待つ。

ステージ中央の真正面には「MY LIFE IS MY MESSAGE.」と書かれた札がかけてあった。

それまで流れていたSEが止み、ひときわ大きいSEが流れてきた。
♪アイムローリンストーン~ って歌ってたように聴こえたけど、ボブ・ディランのそれではないことは確か。
ゴメン、結局何の曲かは分からないんだけど、その曲に載せて山口洋さんが登場する。
白っぽいシャツにジーンズ。首にはシルバーの大きめなネックレス。
全体的に大柄で健康そうな人だな(?)というイメージ。

(で、こ、この人は一体どんな人なんだろな...( ̄- ̄;))

と、期待を持ちながらじっとステージを見守る。
曲に入る準備をしながら客席を見渡し「リラックスプリーズ」とマイクで呼びかけた。

この一言で、客席の緊張もいくぶんほぐれる。

そして早速一曲目。
手にしたアコギをジャカジャカ鳴らしながら、客性の後ろの方にいるスタッフさんに、「小さい? 音小さいよね」と音を確認する。

「小さい男なので、ギターも小さくて・・・」
と、屈託のない笑顔でそんなふうに話し、そのまま残りのフレーズを弾きながら歌に入っていった。

その曲を聴いている間の、私の四段変化↓
うーん( ̄- ̄) → うーん( ̄ー ̄) → うーん(´ー`) → うーん(´▽`*)

知らない曲だったけど、山口さんのその歌声、ギターのメロディ、リズム、音色、弾き方などなど。

いつもさ、主にエレカシばかり聴いているせいかwww そのどれもこれもがとても新鮮に聴こえてね。
こちらにまーっすぐ歌が、曲が入ってきてさ。
初めて聴いた曲なのにとても心地よかったし、ノリながら聴けたよ。

その後、数曲披露してくれたんだけど。あれはHEATWAVEの曲なのかなぁ?
一番最初はね、その佇まいとかギターの弾き方とかで「爽やかな人だな」っていう印象しかなかったけど、曲のテンポによってギターアクションも大きくなってきてとても気持ちよさそうにギターを弾いている。
それが見ていて全っ然イヤミがない。
ギターを弾くことに集中している。
いや、ギターを弾くことに集中してるってのは、言ってみれば当たり前のことなんだけどさ。
でも、なんか、夢中になって弾いてるっていうかさ、そんなふうに見えた。

あー・・・この人もギター小僧なんだなぁ(^-^)

って、思ったよ。

「楽天、優勝おめでとうございます。仙台駅に着いた時、さぞかし仙台は盛り上がってんだろうなあ、ずんだ投げ合ったりしてんだろうなあと思ったら、とても落ち着いててですね、びっくりしました。これが地元福岡だったら川に飛び込んだりして・・・(笑)」

 アハハ。。。いやいや、それはありがとうございます。
 でも、いくら盛り上がったとしてもずんだは投げません。

「それで駅に着いてすぐここ(会場)に来たので仙台の空気をほとんど味わってないんですよ。
ずんだになりたかったんですけど、なれなかったですねぇ。」


 いえ、ずんだにならなくてもいいです。
 ・・・・・っていうか、意味が分かりません。

いやぁ、楽しい人だなぁ♪( ̄▽ ̄*)
それになんか、楽天優勝の件にも触れて頂いちゃって、も、気ぃ遣わせちゃってスンマセンです。

ワタシ・・・・すっかり山口洋さんの魅力にとりつかれてしまったようです。

「じゃ、最後に、ナマ音でやっていい?」

と言って、マイクから離れ、アコギもアンプなしの、文字通りナマ音で演奏し始めた。

おぉ! なんか斬新!これ( ̄o ̄*)

マイクを通さなくとも、素晴らしい声量と演奏と笑顔で十二分に魅せてくれとりました。

「次は、CHABOさん!」
と・・・・・・・・ここで山口さん、一度ステージを引っ込んだ。

時計を見ると開演時間から約1時間経過。
次のCHABOさんのステージまで5、6分・・・・・いや、10分ぐらいの休憩だったかな?
その間トイレをそそくさと済ませ、心も身体も準備万端でスタンバイ。

ステージにいたスタッフさんたちが袖に引け、客電が落ち、そこへオーティスの曲がゆったりと、だけどテンポよく流れてきた。
そのオーティスの曲に合わせながら、CHABOさん踊りながら登場!
ライトの加減なのか、以前より白髪が増えてるような気がする。
CHABOさん、ステージに登場してからもしばらく踊っているwww
それ見ただけで、あーなんか今日はCHABOさんリラックスしてるな、楽しんでるな、っていうのがね、なんとなくなんだけど伝わってきた。

「もうちょっと踊っていたいけど」
と言いながら、やっとギターを持つ。

でもやっぱりCHABOさんがステージに出てくると空気が違うワ。
いつもの慣れ親しんだCHABOさんの空気というかさ、あたたかいんだけど、これから何かしでかしてくれるぞっていうようなワクワク感と。
「ゥワー! チャーボさぁぁぁーーん!」
って叫びたくなるようなさ。

これ・・・こんな気持ち分かります?
あ、分からないですよね。んなもん知ったこっちゃないですよね。
いや、「分がるやづだげ分がれば い!」

客席からもひっきりなしに「チャボさーん」の、老若男女の声が飛び交う。
CHABOさん、それをあおるように、手で「もっと言え!」のジェスチャーをする。
なもんだからして、更に「チャボさん」コールが大きく聞こえてくると、「うるせー!」と一喝。

あーこれだよなぁ(笑)
このCHABOさんギャグ・・・と言っていいのか分からないけど。

一曲目の演奏が始まる。
いつもの如く、いつ頃、何の曲をやったんだったかウロ覚えなんだけどさ。
曲の途中、側にいたスタッフさんに「速い?」と確認するように話しかけてた。
中盤になってくるとノリにノッてギターも早くなってくる。

んで曲が終わってからさ、「自分でやっときながらテンポが速くなった」と言って苦笑いしてた。
テンポが無意識に速くなってしまって弾くのがちょっと大変だった・・・ってなことらしい。
ハハハ。。。

「BLUE MOON」 「打破」etc...
山口さんのギターとはまた一味もふた味も違う(.....山口さん、スイマセン......)ギターワークは確かに健在。
見ていて安心するし、気持ちがいいんだよな。
それだけじゃなく、弾き方によって心を掻き立てられる時もあるし。

「山口、ちゃんと“優勝おめでとう”って言ってたねぇ。えらいね。 ま、オレは巨人ファンだから」

 えぇ、知っとります。

「さっきナマ音でやってたけど、あれは若さを誇示しようとしてたんだな。先輩に対して失礼だな。」

と、山口さんに対して愛情あるツッコミを入れる。

「でもあいつ、マイクなしですげーよな。オレだって本当はマイクなしで歌えるんですけどね。」

 ............見守るような笑いしかできません。

「“あんなこと言って、CHABO本当はマイクなしで歌えないんじゃないの?” なんて、後でツイッターに書いたりすんじゃねぇぞ!」

 えぇ、誰も書きませんて。。。

「今回な、山口と二人でバンド名を決めたんだ。二人のこの質感から、名前は『THE DARKNESS』! いいだろー。作る曲はすべてマイナーコードで・・・」

 ウフフ(^^ )。。。



「じゃあここで、RCの曲を演らせてくれ!」

あ!・・・ということは、あの曲だな。

「君が僕を知ってる」

RCファンならば、もうソラで歌えるであろうこの曲だけど、私はもともとRCファンではないという後ろめたさと(・・・別に後ろめたく思う必要もないんだけど)、まだこの歌詞がうろ覚え。
なので、CHABOさんがこの曲のタイトルを言った時、ワー!ってな盛り上がる気持ちにもなったけど、と同時に小さな緊張感が心の内に走った。

だけど・・・
だけど、そうは言っても・・

やっぱ曲が始まると、んなことあまりカンケーなく盛り上がれちゃうのよねー!

で、この曲を歌っている最中、もう2年ほど会っていない友達のことをふと思い出した。
その人はRCのファンでさ。
このCHABOさんのLIVEにその友達と一緒に行ってさ、「君が僕を知ってる」を一緒に歌えたらいーのになー!

なーんてなこと思ってた。

「キヨシはこの曲を歌う前に必ず“日本で生まれたリズム&ブルースのミディアムテンポの最高傑作”と言ってたんだ」

と、歌い終わった後でそう言ってた。

うん、うん。
もうその話は誰もが知っていることだけど、「うん、そうですよね」と、何度でも頷きたくなるような気持ちだった。
更にこんなことも言ってた。

「キヨシはソウルが好きだったから、日本語でどうにかしてソウルを歌えないかと研究してたんだ。こないだ亡くなった山口冨士夫もそうだった。みんな研究してたんだ。」

CHABOさんは研究という言葉を使ってたけど。
そっか…。
模索してたんだね。
その結果がキヨシローの作る、あの独特の歌詞…言葉になったのかな。
私は、そのほんの一部分しか知らないけれど。

このあとだったか、数曲後だったか。

「HEATWAVEで山口が作った曲を演らせてくれ。ポエトリーリーディングで。この歌詞を山口がどんなフィーリングで書いたのか・・・」

染みわたるような、透き通るような、なんとも言えない曲、いや、歌詞だった。
一度しか聴いてないからなんとも言えないけど、あれは誰かに捧げるような曲だったのかな。。。
CHABOさんがこの曲を選んだのも、何か思うところがあるからなんだろうけど。



その後、「GET BACK」を演り、そして「ガルシアの風」(曲順、うろ覚えですけど、確か・・・)

「LOVE & PIECE George Garcia」
と、最後につぶやき、CHABOさんは一度ステージを去っていった

そしてアンコールの拍手が鳴りやまぬ中。
今度はCHABOさんと山口さん、今回のツアーTシャツをお揃いで着て登場。

あ・・いや、お揃いはお揃いなんだけど、CHABOさんの方のTシャツの襟ぐりは、やっぱり若干広め。
弾いてる途中で裸の肩がチラリと見える確率100%・・・ってな広さ。アハハー^^;

さ! やーっと二人一緒のステージが観られる!
山口さん、今度はストラトを抱えてきた。

それにしても、こうして二人並んでギターを弾いてると、そのギタースタイルの違いが一目瞭然。
CHABOさんは、なんていうか、静かな情熱というかさwww
淡々と弾いてるわけではないし、時々アクションも大きいけど、なんていうかギターを弾くのを楽しんでるって感じなんだけど。
山口さんも楽しんでいるんだけど、そのアクションが迫力あるっていうかさ。
決して派手な動きをしているというわけではないんだけど。体の大きさもあるのかなぁ?
なんかね、CHABOさんに比べると若さがあるんだよね(笑)
若いとは言え、山口さんも今年で50になるんだけど。

いや・・・まだ若いか(^^ゞ

なーんかね、エネルギッシュに溢れるというかさ、山口さんのギターはそんな感じがしたよ。

そのせいかどうか分からないけれど、二人で向かい合って弾いてる時にさ、山口さんのギターがだんだんテンポが早くなってきてね、CHABOさんその速さについていけなくなって・・・っていう場面があってね。
CHABOさん、思わず途中で手を止めてしまって苦笑い、ってなことがあったよ。

客席側もみな、あたたかい笑いを贈ってた。

HEATWAVEの曲も含めて山口さんが歌ったり、また、CHABOさんが歌ったり。
途中で山口さんが歌った「TOKYO CITY」という曲が印象的だった。

そして、「雨上がりの夜空に」でステージは絶頂を迎える。
もうそこには熟練のプロギタリストたちではなく、二人のギター小僧しかいなかった。
それまでずーっと座っていた客席も、思わずみんな立ち上がる。

と、ここでちょっとトーンダウンし、山口さんは8弦の丸っこいギターを持ち、そして歌い始めた。
民謡のような、ゆったりとした静かな曲調。

あ・・・これは「そうまかえる新聞」に載ってた「相馬盆唄」かな。

You Tubeでは山口洋さんのギターに載せて、福島の桃を手に持ちながら「新・相馬盆歌」を歌う遠藤ミチロウさんの動画がアップされている・・・ということらしいのだが。

この曲がそうなのかもしれない。
聴きながら、そう感じた。

静かだけど、山口さんのギターがとても情熱的で激しい。


「相馬盆歌」の余韻がまだ冷めやらぬ時、次の曲は。。。

あ! これ、「満月の夕」だ!

以前、とある方のBLOGで初めてその曲を聴いて、涙が止まらなかった曲。
まさかここで聴けるとは

実はこの歌の歌詞は二つヴァージョンがあってね。
私がよく知っているのはソウルフラワーユニオンの方なんだけど、今回はHEATWAVEヴァージョンだった。

個人的に言えば、好きなのはソウルフラワーユニオンの方が胸にストレートにくるんだけどさ。
山口さん、ごめんなさい。
でも、ここでウソ言ってもしょうがないからさ。

でも、ソウルフラワーの方がストレートにくる・・・って私が思うのは、やっぱ被災者だからなのかなぁ?
あんま自分で「被災者」って言葉は使いたくないんだけど。


 ヤサホーヤ 歌がきこえる
 眠らずに朝まで踊る

 ヤサホーヤ 焚き火を囲む
 吐く息の白さが踊る

 解き放て いのちで笑え 満月の夕



それまで、ずーっとステージを見つめながら曲を聴いて一緒に歌ったり踊ってたりしてたけど、この時ばかりは曲をじっくり聴いていたくてステージから視線を外して耳を澄まして聴いていた。



で・・・この曲がラストだった。

ステージが明るくなり、CHABOさんと山口さん、握手し、ハグし、お互いに肩を組み、客席に向かって深々と長いことお辞儀をする。
そして、ステージ向かって左側、そして右側、それぞれの場所で深々とお辞儀。
そして後ろを向き、正面にかけてある「MY LIFE IS MY MESSAGE.」にも深々とお辞儀。

客席はもちろんスタンディングオベーション

二人がステージから去った後も、客席からの拍手はしばらく鳴りやまなかった。

***********************************************************************

とても
とても楽しいLIVEだった。

CHABOさんも始終リラックスしていたし、山口さんも楽しそうにCHABOさんと絡んでたし。

それから家路に着いた私は、ビール片手に日記(紙とペンを使って毎日書いている日記の方ね。。。)を書きながら、アイフォンからCHABOさんの曲や「満月の夕」を流しながら、LIVEの余韻を長いことを楽しんでおりましたとさ。
スポンサーサイト
2013.09.28 Top↑
Secret

TrackBackURL
→http://fairground.blog78.fc2.com/tb.php/1570-f41b06c8