梅雨真っ盛り で、関東地方ほどではないけど蒸し暑くなった曇りがちのこの日。
仙台darwinで、CHABOさん、そして麗蘭やCHABO BANDなどでおなじみ、CHABOさん言うところの『古い、古い、古い、Old Friend』である、BASS MAN 早川岳晴さんとの、二人のLIVEが行われた。

nh two



今回はギターとベースのみなので、ドラムやキーボードなしの、アンプラグスタイル。
決してアコースティックというわけではないみたい。

18:30過ぎ、開場。CHABOさん側の前から2列目。
いつものことながら、LIVEが始まる1時間前とか30分前とか。誰もが一番ドキドキワクワクするこの待ち時間、私はいつも眠くなる。
無事にLIVEハウスに辿りついて、無事に席に着いた安堵感からか、いつもこの時間は眠くなってくるのよね。
もちろん、開始10分前ぐらいからは、さすがに緊張してきて眠気も吹っ飛ぶけど。

今回、会場に流れていたSEは、とてもとても古い曲たちが流れていた。時代的に言えばサッチモとか若い頃のエラ・フィッツジェラルドが歌ってた頃の。
たぶんそんな時代背景、雰囲気がぴったりのモノクロームな曲が会場中に流れていた。

私のイメージではさ、モノクロ時代のディズニーアニメが流れていた時のBGMのような、そんな軽快で明るくて楽しそうな曲だな~なんて思いながら聴いてた。一体だれの選曲なのか分からないけど、こういうSEは初めてなのでちょっとびっくりした。
何ていうアーティストが歌っている、何て言う曲なのかさっぱり分からなかったけれど、一曲だけ知ってるメロディが流れてた。

むかしエノケンさんが歌ってた ♪せまいながらも 楽しいわ~がやぁ~♪ ってやつ。
あれの英語Ver.というか、原曲なんだろうね。

そんな、ジャズでもロックでもブルースでもない雰囲気の中、やがてスタッフさんのサウンドチェックが始まり、ちょっとだけ時間を置き、そして客席が暗くなってくる。
ステージ向かって左から、まずは早川さん登場。続いてCHABOさんも登場。
それぞれギターと(何ギターを持ってたのか忘れましたf(^。^;))、確か早川さんはウッドベース(だったかな...こちらもウロ覚え)を持ち、オープニングは「You Gotta Move」。

私ね、この「You Gotta Move」は、Harryとストーンズがカヴァーしてるのしか聴いたことがないんだけど、どちらもわりと静かで激しくて、ダークで。渋~い感じで演ってたからさ。
だけどCHABOさんと早川さんが演ったコレは、明るくて、薄明るい色彩をまとったようなさ。そんな雰囲気に聴こえたのよね。
あんな前向きな「You Gotta Move」は初めて聴いたよ。

その後は、普段のクソつまらん雑言雑音雑事な現実を吹き飛ばすような、麗と早の二人の世界へとんだんだん引きずり込まれていったのよねぇ。

またまた例のごとくセトリなど覚えているわけもなく、記憶に残っていることだけをツラツラ書いていきまする。
んで、CHABOさんのLIVEってさ、演奏もさることながらCHABOさんの喋りも楽しいんだよね。


「えーっとね、早川と二人だけで仙台に来るのは久しぶりなんだけど。」 (あれ? そうでしたっけ?)
「でも、去年麗蘭では一緒に来てるから、久しぶりという感じがしないんだよね。」 (うん、そうそう、そうですよね)
「この『旅に出る二人』って・・全然ロックっぽくないんだけど(笑) 松坂牛で有名な松坂から始まって。
熊本は、みんなも知ってる通り大変なことになってるので、残念ながら5月のLIVEは出来なくて、秋に延期されて。
で、ツアーの前半、つまり春頃は西日本を回って、夏になったら暑いから北の方へ行こうって早川と話してたんだけど・・・。仙台暑いじゃねぇかっ!」
(仙台のこの日の最高気温28℃・・・ぐらい。湿度高め)

いやぁ、残念でしたね(苦笑)。これを書いている今日の方が涼しいです。だって最高気温、今日は19℃らしいですから(^^)

「次の曲は、よく政治家の人が使う言葉(笑)。『ま、いずれにせよ』」

テンポの早い、JAZZっぽい、メロディやリズムもそうだけど、歌詞もCHABOさんお得意の(?)言葉遊びリズム遊びが満載のこの曲が、CHABOさんと早川さんの指から弾き出される音とリズムで会場全体が包み込まれる。

一曲終わるごとに、二人してそれぞれこぶしを軽く突き合わせてお互いニッコリ。

「自分の部屋にさ、作った曲を、例えば「政治」とか、「恋愛」とか「スポーツ」とか。ちゃんとフォルダー毎に分けてんだよ(^。^)」 (フォルダーって言い方だったかどうか、ちょっと忘れました。違ってたらごめんなさい)
「その中の「スポーツ」から選びました。むかし、よく夜中に見てたんだよな」

と言って始まったのが、「アメリカンフットボール」
いつもは、蘭丸のギターとCHABOさんのギターで会話するように弾いているこの曲だけど、今日は早川さんと二人で。

んでね、この曲じゃなくてべつの曲の時だったか・・・。
終わりの方で、キンクスやビートルズのワンフレーズを多彩に混ぜながら、最後、早川さんに「ワン モァ」と何回も言いながら、やっと曲を終わらせてた。
相手が早川さんだからなのかどうか、遊び心のアドリブを入れてくれるのがこっちも嬉しい。

「今年はまたARABAKIにも参加させてもらって。そのずっと前は、菅生(すごう)で「ロックンロールオリンピック」があったよな!」

ここで、「ロックンロールオリンピック」という言葉に、客席から反応する人が数名。いや、もっといたか?
私も即座に反応した一人。

「お! 今反応したヤツは相当年齢いってるな(笑)」 (しまった!)

いえ、本当は(しまった!)なんて思うほど、気持ちはまったく焦ってないんです。むしろ、気持ちはニヤニヤな私。


「今回、車に機材を積んで、専門の運転手さんに運転してもらいながら全国廻ってんだ。ロックっぽいだろ?(CHABOさん、ここでちょっとニヤリ)。夜、空に月がかかってると嬉しいんだよね。」

と言って、次の曲をギターでワンフレーズだけ弾く。
それだけで、次に何を演るのかすぐ分かった。

「BLUE MOON」
 ♪ 大人の真似ではなくて 子供の振りでもない
   誰かの受け売りではなくて 何かの無理じいでもない
    Ah 今夜月がとっても青いって ただそれだけで
     遠回りして帰るなんてちょっと イ・カ・ス! ♪


「太陽も好きなんだけど・・・夜型だからさ。どうしても月が出てくる曲が多くなるんだよ。次に生まれ変わる時は太陽が好きに人になりたい」(←本気の願望なのか。それとも軽い冗談なのか分かりませんが.....。)

「こうやってここで喋って、みんながそれに反応してくれると嬉しいよね。」 (いや、そりゃぁマイクでお話してるからみんなにも聞こえるし、なんたって話が面白いから、そりゃぁ反応しますワ♪)
「ここで喋ってるのは俺のひとりごとだから」 (へっ?!(゜▽゜;))
「還暦を過ぎるとさ、ひとりごとが多くなるんだな。楽屋で早川と二人でいても、なんのコミュニケーションもないまま、お互いにひとりごとだけをそれぞれつぶやいてんだ」 (一体どこまで本当の話なんでしょうか?(^▽^;) ちなみに早川さんも還暦を過ぎてます)
「(客席で、目の前にいた小学校高学年ぐらいの男の子に・・・)ひとりごと言わない?」と聞くと、その子は「言いません」と、即答。
「そっかぁ~」と、苦笑いしつつ、その隣りにいた男の子の父親にも同じことを聞くと、やっぱり「言いません」と即答。
これにはすかさずCHABOさん、「バカヤロ!(笑)」と、反撃。

ちなみに、私は結構言ってます(^ー^)v

CHABOさんさ、ステージからその男の子に結構話しかけてたなぁ。何かと話しかけてた。
やっぱさ、普段年齢層が高いファンが多いせいか(苦笑)、若い子、特に子供がいると嬉しかったんじゃないのかな。
私も、あの歳でCHABOさんのような大御所的な存在の人たちのLIVEを目の前で観られなんて羨ましいなと思ったもの。目の前で自由自在に楽しげにギターを弾いてるCHABOさんと、4本の弦だけで多彩なメロディとリズムと作りだす早川さんの演奏は、あの子の目にはどんなふうに映ってたんだろ。

「祝祭」という曲を演った時、歌詞の中でさ、

 ♪ 集まれ 男達  やって来いヨ 女達 ♪

と歌う部分があるんだけど、お客さんは心得たもので、「男達」のところですかさず「イェー!」と男性陣はステージへと返す。もちろん、そのあとの「女達」の後にも女性陣は「イェー!」と返す。

いいねぇ、こういうの!!! 楽しくなっちゃう。

「さーすが仙台! ノリがいい! さすが梅津和時のふるさと!」




「そういえば、プリンス、若かったよね。今年の初めにはロックレジェンドであるデヴット・ボウイも亡くなったし。それから・・・今、病気と闘ってるけど、この人・・・「ジョニ・ミッチェル」に捧げる歌を作ったんだ」

続いて、あまりにも大きな大きな存在の(私にとっては・・・)、Mr.BLUES MAN「B.B.KING」に捧げる歌も。
「B.B.は俺にとっては、オヤジみたいな存在だよね。おじいさんというか」
CHABOさんから見ても、そういう存在なのね、やっぱり。

「次、RCの曲やるよー!」 客席から歓声が上がる。そして、目の前の男の子に
「RCって知ってる?」と聞くと、「知ってます!」と、これまた即答。

おぉ~! すごい! エライ!(?)
ウチの部署の30代の人たちに教えてあげたいワ。

だけどCHABOさん、「オヤジから無理やり聴かされたんだろ!」と、ニヤリ。

「むかし、新婚時代に毎日のようにウチに遊びにきてたやつがいたんだけど。まぁ、キヨシローなんだけど(笑) 普通、来るか? 新婚の家に。しかも毎日。まぁ、それだからこの曲もできたんだけど。」
「“日本で生まれたリズム&ブルースのミディアムテンポの最高傑作”」(←ここのセリフを言う時、さすがのCHABOさんもこの言葉を思い出すように、間違えないように、目を上の方に向けながら喋ってたのが印象的でした(^^))

私ね、前もここで話したけど、この歌詞をまだちゃんとは覚えきれてなくて。
それまでずっと笑顔のままステージを観てたんだけど、たぶんこの曲を歌う時だけは、さっきのCHABOさん同様、思いだしながら間違えないように・・・って思いながら歌ってたもんだから、顔がマジ顔になってたんじゃないかな、と思う。
その証拠に、ステージ上の早川さんが私の顔を見て「あれ?」ってな顔をしてたから。(客席にもライトが当たってたから客の顔つきまで見えたんだと思う)。周りがみんな笑顔なのに、一人だけマジ顔だったから(笑)

いや、早川さんが私を見てたなんて、ただの自意識過剰でそう思い込んだだけかもしれないけど、そん時さ、ワタシ早川さんに歌詞知らないのをバレた! とか思っちゃってwww 
んなわけないのに ナイナイ(ヾノ・∀・`)





一旦、ステージを引き上げ、アンコールに呼ばれ、お二方ともツアーグッズに着替えて再び登場。
お二人揃って、クルッ!と後ろを向いて、Tシャツのバックデザインを客席に見せる。

「これはな、(と言いつつ着ているTシャツを指し)今ふうに言うとグッズって言うんだ。」 (えぇ、それは誰でも存じてるかと・・・)
「(上から下へのイントネーションで・・・)グッズ、じゃなくて、(下から上へのイントネーションで・・・)グッズだぞ」 (えぇ、ですからそれもみんな知ってるかと・・・)
「前はみんなに『会社の上司にプレゼントしろ! カブが上がるぞ』って言ってたけど、今は見た感じ、年齢層高いからな。このグッズを買って部下にプレゼントしろ! 部下から『若いですね!』なんて言われてカブが上がるぞ」  ((^ー^;))

「それからな、ウチの奥さんはカメラマンなんだが、今回のグッズには奥さんが撮った写真集もあるからな。」 (ほぉ、それは、それは)
「ウチの奥さんは控えめだからな。『CHABO、グッズの中に写真集を置くのは、それはスジが違うよ』と言ってたけど、『バカだな。オレのファンはホットなやつが多いんだ。みんな買ってくれるよ』というわけで一緒に置いてるからな。みんな買えよ。万引きするなよ!」

写真の良しあしなど全く分からんさかごろうですが、オオクボさんの写真は私も好きです。
そういえば、新しく出たオオクボさんの写真集は持ってないから、帰りに物販のとこ見ていこうと思ってたのに忘れてそのまま帰っちまいました。
私のバカ~ン!!o(T^T)o


「みんなにもふるさとがあるだろうけど。まぁ、ここでは仙台がふるさとの人。今日は他のところから来ている人もいるだろうけど。5年前の震災で、テレビを見ていて「ふるさと」というワードが印象が強くて。俺はコンクリートだらけの新宿で育ったから、みんなが思う山や川や海があって、っていうふるさととは違うんだけど。」

と言って始まった「マイホームタウンの夜に」。

話の中で、「一度はふるさとを離れて、どこか遠い地に憧れたこともある人もいるだろうけど・・・」ってなことをCAHBOさんは言ってた。


ワタシ イマダニ ソンナコトヲ オモッテマス

仙台、ふるさとではあるけど、いまだにここを離れたいと思い、遠い地に憧れたりしています。

まあ、ふるさとって、いい思い出もたくさんあるだろうし、ヤな思いでも、懐かしすぎる思い出もたくさんたくさんあるところだからさ。
人それぞれにふるさとへの想いというものは違うんだろうけど。

「ふるさとって、やっぱいいよね」
なんてことは、私は気軽に言えないのよねぇ。


「SEASON」という曲でCHABOさんのギターと、早川さんが弓で弾くウッドベースの音色がこの上なく美しかった。
「きれいだった」という言葉じゃ足りないような。
ただただ美しかった。
こんときゃ、私もただただ聴き惚れてましたワ。


ラスト!
ラストの曲は、これなんだなぁ~。

「雨上がりの夜空に」
それまで椅子に座って聴いてる方が多かった客席も、この時ばかりは全員総立ちで盛り上がりましたワ、えぇ。

  雨上がりの夜空に 吹く風が
    早く来いよと 俺たちをよんでる


この歌を歌ってる時だったか、それとも別の時だったか。
CHABOさんがちょっと涙ぐんでるように見えたのは、私の錯覚だったんだろうか?

そしてそして、本当のラスト。
サッチモの「What Wonderful World」が流れる中で、CHABOさん、早川さんでそれぞれ手をつなぎ、長く長く、お辞儀をするCHABOさんと早川さん。
最後にはスタッフの鈴木さんもステージに呼ばれ、恒例の大団円で幕を閉じた。



いつもながら、アットホームなLIVEでした。
CHABOさんのLIVEは、いいね。楽しいの一言に尽きるよ。


LIVEの帰り道
「君が僕を知ってる」で、ふと思い出したことがあって友達にメールした。

だけど、そのメールでもまたまた言い忘れたことがあった。
最後にこう言うんだった。

「離れ離れになんかなれないさ」
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2016.07.05 Top↑
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